「額縁の言葉」の謎:ココネの“ことば”探索

皆さんこんにちは、採用広報インターンのはるです!
ココネで働くことになってまだ日が浅い私、ここ一ヶ月ほどは社内の色々な方にオフィスを案内して頂いたり、「自由に探検してみるといいよ」との言葉に見送られてあちこちをうろついてみたりしてきました。
その中でひとつ(“”ひとつ”だけではないのですがその他は追々です!)、大変気になっているものがありまして……!
それがこちら。

どーん。何やら格言のようなものがおさめられた謎の額縁です。
いや、この写真だけ見れば謎というほどには見えないのかもしれないですね。どちらかというと、問題はその数、というべきでしょうか……。

オフィスの1Fから3Fにかけて、こんな感じに点々と、とにかくたくさん飾ってあるんです!!
下の写真のようにそもそもココネはデザイナーさんが多く所属してらっしゃることもあり、『ポケコロ』や『ニャッホ』のデザイン画などをはじめとして、社内の額縁の枚数自体がかなり多い会社ではありますが……それにしたって多いです。大体どこを歩いていても目に入ります。

うーん、重要なのは間違いなさそうですが……!?
さてさて。
ともあれ、大事なのは額縁そのものじゃありませんもんね。中身をじっくり見ないと始まりません!
社内を一周して確かめてみたところ、書かれている言葉の内容は、HP にも載っているココネの“召命”、“生き方”、そして会長さんの言葉など様々。
Jocko Willinkさんの著書の一節や、さだまさしさんの歌である「大切なひと」の歌詞なども入っていますね。全部合わせて9種類でした。
引用場所自体には特に統一性が無いようです。一体、どうしてこの言葉たちが飾られることになったのでしょうか……?

というわけで、前回の夏祭りレポートに引き続き、今回もコンシェルジュの古木さんにお話を伺ってみました!
やはりまずは、これが「どなたによって、いつから、なぜ飾られているか」ということについてお聞きしておきたいところです。Who・When・Whyを知るのは探偵の基本ですからね!(?)
古木さんによれば、5年ほど前はココネの召命のみが額縁入りで飾られていたそうです。
「感性をカタチに。感性を身近に。」という言葉ですね!勿論今でも飾られている、ココネの核にして最高の目標です。
それが今のように種類豊富になっていったのは、ココネの会長さんの「心に響くような名言も一緒に飾ろう!」とのご意向を受けて、オフィスが若林に移転したのをきっかけに歴史上の偉人の名言も飾るようになってからだったとか。
その後、ここ1年ほどは、ココネにおいてより身近で確かな手触りのある会長のお言葉を伝えていきたいとお考えになった古木さんが、偉人の名言に代わり、総会やお話の中からメッセージを抜粋して飾ってらっしゃるとのことでした。
ふむふむ……最初は会長さんの発案から始まって、ミッションを受けた古木さんが工夫を加え、時間をかけて形を変えてきた結果が今飾られている額縁たちというわけですね!
また、引用元が多様な理由については、何よりも社員の皆に目に触れる形で伝えたいこと、意識していて欲しいことは何か?という部分を軸として選んでいるから、とのお答えを頂きました。
なかでも特殊なJocko Willinkとさだまさしのものは、今年に入ってから会長さんが推薦されたものなのだとか。
この2つのメッセージを通して、仕事への取り組み方や自分を高めることの大切さ、そしてひとりひとりが幸せに生きるべき、健康に生きるべき人であるのだということを、目に触れるような形で社員に伝えたいのではないだろうか、とのことでした。
☆☆☆
今回社内を歩き回って額縁入りの「言葉」とにらめっこし、またその「言葉」たちの背景についてお話を聞いて抱いたのは、「やっぱりココネってものすごく『ことば』を大事にしている会社なんだな……」という思いでした。
最終的な所感としては何の面白味もひねりもなく、文系人間のひとりとして情けない限りなのですが、本当に純粋に、ひねる余地もなくそう思ったんです……!言い訳とかでなく!!

9種の額縁のうちのひとつに、
「人間関係で大切なのは言葉を伝えること。言葉にして初めて、仲間の間を繋ぐ事ができる。それがココネの 『心・言葉・ネットワーク』に込めた意味」
という言葉がありました。
私の勝手な想像になりますが、社内にあれだけたくさんの言葉をおさめた額縁が飾られている理由の根にあるものも、この考え方なのではないかと思います。
「きれい!」や「ありがとう」という簡単な一言の中にも、いつも収まりきらないものは確かにあって、言葉には超えられない限界が付きまといます。それでも伝えること、形として示していくこと、皆の中で共有し得るものを持っていること自体に意味があるから、私たちには言葉を伝えあい、掲げることを必要とするのでしょう。
とは言え、ただ言葉があればいいというわけでもなく……どれだけ立派な言葉を口にし、書きつけても、それが心や行動の伴っていない宙ぶらりんのものでは何にもなりませんよね。
だからこそ、言葉と具体的な行動を表裏一体のものとして捉え、例えば「健康に、幸せに」という言葉を掲げるならば、栄養バランスの整った美味しい食事が頂けるデリやジュースバーしかり、貴重な運動の機会を与えてくれるジムしかり、休暇の制度しかり、それを実現させるための方法を実現し、より良くしていくために動き続けているところが、何よりもココネが言葉を大事にし、誠実に向き合い続けている証であるように感じられました。

いつでも目に触れるところに、心に置いておいて欲しい「言葉」を。
そして「言葉」には、それを虚しいものにしないだけの「行動」を必ず。
再び額縁のうちのひとつの言葉を借りるならば、
「我々の考えは我々の行動になり 我々の行動は我々の文化になり 我々の文化は我々の力となる」
……のだから、といったところでしょうか!
まだまだその中に込められた意味を理解しきれはしない私ですが、ほんの一欠片だけでも、私が感じ取ったことを皆さんと共有することはできたでしょうか?
なんといっても深遠なテーマですので、「ココネの言葉」について探る記事のシリーズ?はこの先も続いたりするかもしれません……!!
予定は未定ですが、何にせよ次回以降もぜひ伝えたいココネのあれやそれについてご紹介していきますよ~!