2023年11月1日から4日までの4日間、cocone vエンジニアの黒田が福岡工業大学でクラウドアプリ開発入門講座を行いました。
講座には、情報工学部の1〜3年生10名と、院生と4年生のサポート学生3名が参加しました。
本記事では、取り組みの目的や、講座の内容についてお伝えしていきます。
講師 黒田和也の紹介

サーバーサイドエンジニア
黒田和也
福岡工業大学大学院情報工学専攻出身。
2014年に福岡を拠点にBtoBWeb 開発業務に携わった後2020年coconevに入社。Web開発チームにて主にサーバー開発を担当。日々、最も効率の良い開発ができないか考えている。
実施の背景
講師を務める黒田さんは、福岡工業大学の情報工学を専攻し卒業。学生時代に研究室の教授からの提案をきっかけに2019年から本講座の講師を務め、今年で5回目の開催となります。
講座開催の思い(情報工学部長 藤岡先生より)
私が北米やアジアの大学を訪問し教育方針を見て来た中で、エンジニアとして社会で活躍していくためには大学での学びだけでは難しいということを実感しました。
今回のような講座に学生が自ら参加して学び、アウトプットすることで自身のキャリアパスを作ってもらいたいと思っています。
何より、プログラミングは教えてもらうよりも楽しみながらやっていくことが実力をつける近道なので、実践を楽しみながら、学科を超えた仲間と力を合わせて参加できる場を提供したいと思っています。
講座の様子
全4日間の講座は以下のスケジュールで行われました。
なんと4日間でPython入門編の本が1冊完了できてしまうスピード感です。
講座に参加したのはC言語またはJava言語の基礎を学習している1~3年生の皆さん。
講座を通して学生さんに意識してもらったポイント①
</strong >大学ではプログラミングのロードマップや覚えるべき言語は与えられていますが、結局何をどれくらい勉強すればよいか分かりづらいという悩みもあるかと思います。
そこで講座では、どれくらいの集中力を持てばweb開発ができるかを体感していただきました。
初日はクラウドに関する基礎知識を学び、さっそく実践に入りました。
まず、PythonのWebアプリケーションフレームワーク「Flask」の環境を構築し、簡単なWebアプリケーションを作る課題に取り組みます。
それぞれ課題にもくもくと取り組んでいきます。「思っていたより難しい…」と感じる学生さんも。
過去に講座を受講した大学院生の先輩方もサポーターとして参加いただき、アドバイスをしてもらいながら進めます。
4日間という短い間ではありましたが、クラウドアプリ開発に触れるのが初めてという学生さんも含めて、4日間で多くの課題を完了することができました。
講座を通して学生さんに意識してもらったポイント②</strong >
黒田)クラウドアプリ講座では「座学5分・実践2時間」を意識しているくらい、とにかく手を動かしてもらうようにしています。正解はない中、自ら調べたり質問したりすることで、自分なりにコードを書けるように工夫してもらいたいと思っています
学びの振り返りと実践のため、講座後1か月半の期間で独自のアイデアを入れてアプリケーションを作成し、教授へ報告書を提出する課題が与えられました。学生さんが講座での学びからどのようなアウトプットに繋げるのか楽しみです!
講座を終えて
参加した学生さんへイベントへの参加理由や、講座を受けた感想をお聞きしました。
「SEになりたいという思いがあり、学校では学べないことを学べそうだと思いこの講座に参加しました。講義を通してクラウドアプリに関する一通りを実践して、バックエンドにも興味を持つきっかけになりました。」
「大学生のうちにアプリ開発を経験してみたいと思いこの講座に参加しました。学校でプログラムを書く機会もあるのですが、今回のように1から自分でコードを書いてみて作っていくという経験は始めてでした。思ったよりもまだまだできていないこともあり、気づきが多かったと思います。」
「就職の方向性がまだ決まっておらず、今のうちに色々なことに触れたいと思い講座に参加しました。普段身近に使っているアプリの構造について知ったり、考えたりする機会になったので面白かったです。今回の講義で作ったものを応用しながら成果報告用のアプリ制作を行ってみようと思います。」
など、講座を通してそれぞれ気づきや学びがあったというお声をいただくことができました。
講師 黒田コメント
今年はPython経験者が多く、例年より黙々と集中しながら取り組んでいたと思います。
皆さん、トライアンドエラーを繰り返して自分のものにしようとしているのを感じました。1日で多くの作業量だったと思いますが、翌日には前日の内容を身につけていて、短期間ではありますが成長を感じた4日間だったと思います。
この講座を開催して5回目になりますが、開発職を目指す人と自分との知識や認識の乖離を改めて認識する機会となっています。
仕事に熱中しているとつい忘れがちな新人だった頃の感覚、「どの部分が引っかかりやすかったか」「もう少しで理解が追いつきそうな部分はどこか」など大切なポイントを教えてもらえる機会となっています。
この講座で学生の皆さんが成し遂げたことは、今後自信につながっていくはずです。
今後の活躍に期待しています。
今後も本講座を継続していきたいと思いますし、開発者を目指す方に対して私たちができることを積極的に行っていきたいと思います。


