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働く女性に寄り添う健康手帳、その名も「ココネ ウェルネス ダイアリー」とは?

働く女性に寄り添う健康手帳、その名も「ココネ ウェルネス ダイアリー」とは?

ココネで働く社員の約60%が女性ということもあり、これまでも子育てのための独自の制度「育児フリータイム」を作ったり、健康士と呼ぶ社員による、健康維持や向上に対するとりくみを行ってきました。

コロナ禍におけるリモート勤務の実施にともなって、健康士によるオンラインレッスンなども行ってきましたが、改めて社員ひとりひとりの健康意識の向上を図るとともに、社員に多い女性の健康・身体についての情報を網羅した「ココネ ウェルネス ダイアリー」という健康手帳を制作し、全社員に配布しました。

なぜこの健康手帳を制作し、配布しようと思ったのか、ココネの健康士にその思いを聞きました。

■なぜ制作しようと思ったのか

これまで、「ココネの健康士は運動を教える人」というイメージが強かったのですが、そうではなく、運動に限らず栄養、睡眠、女性特有の不調などあらゆる方の悩みに寄り添い、情報発信をしながら健康意識を上げるきっかけをつくりたい、日々のパフォーマンスアップに関わる健康管理を、自ら実践できる人を増やしたいと考えていました。

■制作の経緯は

ココネは女性社員が6割を占めていますが、それにも関わらず女性特有の症状に対するお互いの理解や、そもそも自分の身体に起こることに対しての本人の理解不足、健康管理に対する意識が浅いのではという状況を感じていました。
というのも、社内にジムがあっても利用する女性は少なく、一方で体調不良で欠席する人は毎日いるという事実がありました。
また一般的にも、日本の女性というのはやせ願望が強く、間違ったダイエットを繰り返した結果、冷えやすい身体であったり、妊娠しにくい身体になってしまったり、ということが起きているという現状もあります。
そもそも情報過多な今の時代において、何が正しい情報なのかを見極めることも難しくなっています。
その中で、まずはシンプルに「自分の身体に興味をもち、基本的な知識を知ろう」ということで、この手帳の制作に至りました。
この企画自体は入社前からやりたいとずっと考えていましたが、それが様々な方のサポートによって実現し、嬉しく思います。

■どんなことを目指しているか

社会人として健康管理は必須事項ですが、単に「風邪をひかない」などどいったことだけでなく、女性にとっては毎月の月経との付き合いも大きく日々のパフォーマンスに影響します。
それが、「自分自身ではコントロールできないことだからしかたない」と考えている方もいるかもしれませんが、ひとつひとつ、自分の身体にとってよい習慣を取り入れることで、結果的に月経に関する不調も改善する可能性があります。
また、ココネには20~30代の女性が多いため、ココネで働きながら結婚・妊娠・出産などとライフステージを変えていく女性も多いと思います。その中で、将来妊娠を望むのであれば、日々の健康管理などの準備は早すぎることはないということも、同時に伝えていけたらと考えています。
そのきっかけの一つとしてこの手帳を活用していただき、まずは「自分自身で健康管理ができる人」を増やしたいです。
そしてココネだったらキャリアアップもライフイベントもどちらもあきらめることなく同時に叶えていける、そのように安心して働くことができる方が増えるようサポートしたいと考えています。

■ココネの健康士とは?

単に「社員が福利厚生のひとつとして利用するジムの一員」という意識ではなく、「会社の経営をサポートする重要な存在」であり、「社員一人一人にとってのマイトレーナー」だと考えています。
そのため、運動に興味があって自らジムに来てくれる方だけでなく、運動には全く興味がなく一切ジムを利用しない方も一人も見捨てることなく、ココネ全体を健康に導くという使命があると考えています。
そのため、ジムに関わらず日ごろの社内でのコミュニケーションであったり、ジムは利用していないけれど情報はほしいという方に響く内容の情報発信であったり、ジムに来てくれている方から紹介していただき周りに利用を広めていくなど、地道な取り組みが大切です。
健康を意識するタイミングというのは、人によって様々ですが、私たち健康士がそういった地道な取り組みを行い続けることで、誰かしらに響き、結果的には社員全体のパフォーマンスアップにつながっていく、というイメージで日々の仕事に取り組んでいます。

今後もココネではコロナ禍のような制限的な環境の中でも柔軟な働き方を創造するとともに、社員ひとりひとりの健康やライフスタイルを維持・向上させることにより、結果的に企業としても、世の中に貢献し役立つ存在となれるように努力していきます。

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