ココネで働く理由(アイテムデザイナー 諸岡 綾)

あなたにとって「感性」とは?
私は感性とは人を幸せにできるヒントを受信できるアンテナだと考えています。
私自身はココネで培った「ココネの感性」を活かし少しでも人を笑顔にできたら、それに勝る幸せはないと思っています。
ココネに入社した理由
私はココネ入社前はアメリカのゲーム会社で働いていました。
そこでの勤務が3年を過ぎる頃に、デザイナーとしてこのままアメリカで働いて行くのが良いのか迷った時がありました。アメリカでのデザインの仕事も日本とは異なった価値観やデザインを学べ、とても有意義だったのですが、心の中で「日本でデザインの仕事をしたい」という思いが強くなっていきました。
というのも、アメリカに住んで初めて日本が持っているものが客観的に見えてきて、日本のデザインの素晴らしさ、レベルの高さを感じ、日本でデザイナーとして勝負し結果を出したいと考えるようになったからです。そして日本で出会ったのがココネでした。ココネは、私が入社した頃はまだ100名程度の規模でとてもアットホームな雰囲気でした。
驚いたのが、社内に非常に多くのデザイナーを抱えていたことです。そして、ココネのデザイナーのスキルの高さにとても驚かされたのを覚えています。

担当業務について

私はUIデザイナーとして採用されたのですが、最初に参加した新規プロジェクトは、デザイナーが少なかったためUI以外にもキャラクターデザインやその他の幅広い業務を担当しました。
それ以後も新規立ち上げのプロジェクトに参加する機会が多く、幅広い業務に携わってきました。振り返ってみると8個ものプロジェクトに参加してきたことになります。
その中で特に印象深かったのが、キャラクターのデザインを一からさせていただいた『猫のニャッホ』です。『猫のニャッホ』を生み出すプロセスではココネで蓄積された様々なノウハウを活かすことができました。ニャッホは自分で作り出したキャラクターではありますが、私としてはココネにいたからこそ生み出すことができたキャラクターであり、世界観だと実感しています。ココネで培った感性がなければニャッホは生まれませんでした。
現在私が携わっているプロジェクトは『リヴリーアイランド』です。リヴリーには当初から参加させていただくことができ、主にアイランドのデザインや設計をしました。リリースに至る2021年7月までの日々は嵐のような毎日で、あっという間に時間が過ぎていきました。そして現在も現場は変わらず戦場のようではありますが、尊敬でき刺激し合えるメンバーが揃っています。
現在私はそこでアイテムを作る「商品デザインチーム」のリーダーをしています。具体的には、どのようなアイテムやリヴリー達をお客様にお届けするのかをディレクターやプランナー、デザインメンバーと相談して決め、制作スケジュールを調整し、デザインが無事にお客様の元に届くようにする仕事です。今はリーダー業務で手一杯なのですが、今後はリヴリーの世界をより多くのお客様に楽しんでいただけるように、リヴリーの世界をより豊かにし、10年、20年、それ以上も永く愛されるサービスにしていくのが私の夢です。
※『猫のニャッホ』は2018年Google Playベストオブ2018「キュート&カジュアル部門」大賞、App Ape Award 2018「Game of the year 2018」優秀賞を受賞
所属チームについて
私が現在所属しているのは、『リヴリーアイランド』チームの「商品デザインチーム」です。そこでは販売するアイランドのアイテムやホムンクルスの衣装制作、マハラショップのバナー制作、そして『リヴリーアイランド』の主役であるリヴリー達を研究しています。現在「商品デザイン」チームには10名ほどのメンバーが在籍しています。そこではリヴリーの生みの親の一人であるCCO(Chief Creative Officer)の土屋を中心に、お客様の心に響くデザインは何なのかを日々議論し、対話しながら奮闘しております。
メンバーには可愛いものが好きな人、変わったものが好きな人、虫や森のモチーフが得意な人等様々な感性を持った社員が集まっています。
他のメンバーの感性や考え方からお互い学ぶ機会が多く、この多様性のあるチームがリヴリーの強みだと考えています。チームには日本国籍だけでなく、韓国、中国、ウクライナ、ルーマニア出身のメンバーがおり、その点においても日本だけでなくその多様性を活かし世界に向けて挑戦できる環境だと自負しています。
ココネに長く勤めている社員も、新しく入社した社員もいますが、社歴に関わらずフラットに話せる空気があります。 それはデザイナー同士だけに限りません。エンジニア、プランナー等が活発に意見を交換し、業種や社歴にとらわれないコミュニケーションが取られています。
ココネには「感性をカタチに。感性を身近に。」という召命があり、「感性」に基づいた意見やアイデアが尊重される土壌があります。その上で感性だけで判断するのでなく、デザイナーには事業が掲げるKPIを理解し「事業」「サービス」としての視点も持ち、絵を描くだけではないマインドも必要とされています

仕事で大切にしていること

自分を振り返ってみると、仕事を進める際に、つい目先のゴールに囚われ、お客様の視点を疎かにしてしまいそうになったことがあったのですが、そんな時はチームの中でお客様にとってどうなのか、本当にお客様のことを考えての案なのかという議論が起こり、指摘してもらうことができました。
チームのおかげで常に複数の目で物事を判断でき、とても頼もしく思っています。仕事は個人戦でなくチーム戦であり、メンバーそれぞれの強みを活かし、苦手とすることがあれば他のメンバーが自然とカバーする。そんなチームとしての強さを大切にしています。
ココネの魅力
私が入社した頃に感じた「アットホーム」な雰囲気は今のココネでも生き続けています。
あたたかさ、やさしさ、そしてプロとしての厳しさが良いバランスで存在するココネは不思議な会社です。
